Leitz Xenon 5cm
先日のCONTAX AXの撮影時にライカM-Eにクセノンをつけて一緒に撮影してました。
クセノンの説明や時代背景は割愛しますが、撮ってきた写真を。
ボディはいつものM-E、jpg撮って出しの写真です。ほぼ開放で撮影。
うちのクセノンはかなりの傷&曇り玉なので霞んじゃうのは仕方ないんですが、結構シャドウの階調もあり、背景のボケている空の電線も白飛びせずに残ってます。
どう見ても2019年、令和の雰囲気ではないな。
ちょっとピントが曖昧ですが…この滲み方嫌いじゃないです。
意外と線がしっかり残ります。
この日の写真で好きな一枚。先日閉鎖した牧志公設市場の前です。手前のダンボールに入ってるのはタマネギではなくドラゴンフルーツです。
背景のオブジェクトのボケは少し雑な感じですが、奥が白飛びからの光の飽和がいい感じだと思ってます。
カラーも。CCD機なので色は鮮やかな傾向。
モノクロより曇りがはっきりわかりますw
流石に少しかすみの除去を入れました。
皆さん昼間から飲んでます。色温度低め。ここは昼でも暗いのですが、そこは大口径を生かして撮影。
こうゆう雰囲気イマドキのカメラじゃ撮れないだろうな。巷ではブラックミストとか流行ってますが、クセノンは常時ミスト状態w
レトロな那覇の風景とマッチしていて、これはこれでアリだと思います。
ズマリットも同じような傾向ですが、絞り羽根の枚数が違うのでボケがソフト。
でもクセノンの濁り湯のようなボケもいいです。
ライカは自分の目から入ってきた情報が脳に焼きつく記憶のような写真になります。
やっぱりライカと富士フイルム以外のメーカーの高画素機は自分に合わない気がします。使ったことないけど。
我が家の大口径三姉妹。