ヨナグニカラー

離島移住とカメラと。

日曜日の終わりにズミルックス。

うりずんの季節。今日は天気予報を覆して穏やかに晴れた。日向は暑そうだったが、一日中自分の店にいたので丁度いいくらい。

 

島でライカを使っているお客さんからズミルックス35mmの2ndを借りた。確かカナダライツのズミルックス35mmは後部のゴム状のパーツが当たるためM9系には装着不可と聞いていたが、普通に装着することができた。よく考えればその方のライカはCCDのモノクロームなのでうちのM-Eにも装着できて当然か。

 

イカの35mmはズミクロンの6枚玉しか持っておらず、ライカ初心者の私としては今後のロードマップ構成においてズミクロンとズミルックスの差を知りたかった。開放での描写に相違点があるのは想像がつくが、同じF値での描写、滲みなどがどのように違うのか。

 

今日は撮り比べる時間がなかったので、家の門に寝ていた猫を撮影。

f:id:yonaguni_color:20190414222902j:plain

Leica M-E / SUMMILUX35mm F1.4 (2nd)

全体的に滲みがあって、でもその中にピントの芯がちゃんとある感じ。ズミクロンはもっと線が太い印象だったが、ズミルックスは繊細。狙ったわけではないが軽いフレアもいい雰囲気になってしまう。

 

f:id:yonaguni_color:20190414223246j:plain

なだらかなボケもいい感じ。でも都会のストリートスナップに使うとしたら?ズミクロンかも知れません。好みの問題ですが。

 

非常に欲しいと思いましたが、そんなにお安いレンズではないので、じっくり貯金しながら考えましょう。

結局はどちらも買ってしまうズミクロンとズミルックス。ほとんどのライカユーザーが通る道でしょう。うーんとか、あー、とか言いながらマップカメラのページをひたすら見たり、ね。同じ2ndでも年代によって写り違いそう。コーティングも違うだろうし。それ探し始めたら一生沼から抜け出せない気がする。

f:id:yonaguni_color:20190414225446j:plain

 見た目もかっこいいなー。挟み込みフィルターがめんどくさそうだけど。

くれないかな、これ。