ヨナグニカラー

離島移住とカメラと。

山口陶工房

島で店を始めた頃からお世話になっている山口陶工房さん。

与那国島の比川集落の入り口に工房があります。

うちではシンプルで温もりのあるカップを使わさせてもらってます。

今年の2月に工房を撮影しました。全てライカM-Eとズミクロン35mm6枚玉での撮影です。

 

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Leica M-E / SUMMICRON 35mm F2(2nd)

ちょうどイベントを控えており制作の真っ最中でした。

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Leica M-E / SUMMICRON 35mm F2(2nd)

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Leica M-E / SUMMICRON 35mm F2(2nd)

作業場にはたくさんの道具があり、ライカで撮影するにあたっては全てが魅力的なオブジェクトと化してしまいます。「ズミクロンは硬い」 というイメージですが、開放ではしっかりした線と、光に薄っすらと滲む描写が共存します。いま手元にズミルックス35mmもありますが、私のイメージするライカらしい画はズミクロンの方がしっくり来てます。被写体や環境によってはズミルックスの柔らかい滲みが欲しくなるのでしょうが。今与那国島のスナップをするには、あまり心象的な風景を入れたくないのかもしれません。

 

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Leica M-E / SUMMICRON 35mm F2(2nd)

工房の周りは美しい緑と花々の色に囲まれていて、実に心地が良いです。

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Leica M-E / SUMMICRON 35mm F2(2nd)

モノクロで撮影すると更にオブジェクトの存在感が増します。もっとハイコントラストに仕上げようかと思いましたが、削りカスの描写が重くなったのでやめました。

金属、陶器、木材それぞれの 質感が堪らないです。

 

これらの写真を山口さんに見せたところ喜んでもらえたので、また時間を見て行ってみようと思います。使いたかったズミルックス50mmを忘れたんですよね、この時。

 

35mmはズミクロン6枚玉で事足りてるのが現状です。でもズミルックス35mmも使いたいシーンが出て来るでしょうねきっと。

カナダライツ製でもM9につくのもあるみたいだし、当たるようならライカストアで加工できるので。あ、まずいまずい。買う理由を作ってしまいそう。

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